Harmodus Piano
マニュアル
Harmodus Pianoのすべての機能と詳細な設定項目を解説する完全マニュアルです。
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インタラクティブ・チュートリアル
基本操作の学習
アプリを初めて起動すると、インタラクティブ・チュートリアルが開始されます。画面上で光るリングに従って操作するだけで、鍵盤の表示/非表示(スワイプ操作)、演奏パネルの使い方(持続、調律、音色切り替え、移調など)、そして高機能メトロノームの操作方法などを実際に操作しながら学べます。途中で終了したい場合は、いつでも画面右下の中断(Skip Tutorial)ボタンをタップしてください。
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画面のレイアウトと基本操作
3つの画面モード
用途に合わせて3種類の画面レイアウトを使い分けることができます。画面の上半分(鍵盤以外の領域)を上下にスワイプするだけで、シームレスに切り替わります。
- コード表示モード: 現在押さえている和音(コード)の名前とその構成音を、画面上部に大きく表示するモードです。
- 分割鍵盤モード: 上部に操作パネルや設定、下部に鍵盤を配置する標準的なモードです。
- 鍵盤全画面モード: コントロール類をすべて隠し、画面全体を鍵盤にするモードです。演奏に集中したい場合に最適です。
素早い表示切り替え
画面上半分を素早く2回タップ(ダブルタップ)することで、鍵盤を瞬時に隠す/表示させることができます。また、全画面モードから元の画面に戻る場合は、画面の最上部から下に向かってスワイプするか、右上の「✕」ボタンをタップします。
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鍵盤の操作と詳細設定
スクロール操作
鍵盤のすぐ上にあるスライダーを左右にドラッグすることで、表示するオクターブ帯を滑らかに移動できます。
ダンパーペダル
「ピアノ」音色を選択している時のみ、コントロールバー左側に波形のアイコンが表示されます。これをタップして有効(色がつく状態)にすると、指を離しても音が長く響くようになり、アコースティックピアノの右ペダルと全く同じ効果が得られます。
鍵盤の詳細設定(歯車アイコン)
コントロールバーの歯車アイコンをタップすると、鍵盤専用の設定パネルが開きます。
- ズーム: 「−」と「+」ボタンを使って、鍵盤の幅(太さ)を自分好みのサイズに微調整できます。
- 音名表示: 鍵盤上に音名(C, D, E等)を印字するかどうかをスイッチで切り替えます。
- 音名表記のスタイル: 音名の読み方を以下の8種類から選択可能です。設定に応じて全ての鍵盤の印字が即座に切り替わります。
英語 (C D E)
ドイツ語 (C D E … H)
ソルフェージュ (Do Re Mi)
フランス語 (Do Ré Mi)
ポルトガル語 (Dó Ré Mi)
日本音名 (ハ ニ ホ)
インド音名 (Sa Re Ga)
中国音名 (上 尺 工)
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調律システムとサウンド設定
音色 (Instruments)
以下の18種類から好みの音色を選択できます。
Piano(ピアノ)
Sine(サイン波)
Triangle(三角波)
Sawtooth(ノコギリ波)
Square(矩形波)
Organ(オルガン)
Clarinet(クラリネット)
Oboe(オーボエ)
Flute(フルート)
Violin(バイオリン)
Cello(チェロ)
Trumpet(トランペット)
Horn(ホルン)
Trombone(トロンボーン)
Warm Pad(ウォームパッド)
Synth Brass(シンセブラス)
Saw Lead(ソウリード)
Square Lead(スクエアリード)
移調 (Transpose)
-12半音(1オクターブ下)から +12半音(1オクターブ上)まで、半音単位でキー全体をシフトできます。
調律の切り替え (平均律 / 純正律)
- 平均律 (Equal): 現代の一般的なピアノと同じ、どの調でも均等に響く調律です。ただし、和音の響きにはわずかな濁り(うなり)が生じます。
- 純正律 (Just - 長調/短調): 和音が最も美しくハモる調律です。このアプリ最大の特徴であり、押さえている鍵盤から和音(コード)をリアルタイムに自動解析し、その主音に対して最も美しく響く純正な周波数比を瞬時に計算・適用します。演奏する曲に合わせて、長調(Major)と短調(Minor)を手動で切り替えることができます。
持続機能 (Sustain Latch)
コード表示領域にある「持続」ボタンをタップすると、ラッチ(ロック)モードになります。弾いた音が指を離しても永遠に鳴り続け、鍵盤もハイライトされたままになります。鳴っている特定の鍵盤をもう一度タップすると、その音だけが個別に解除されます。和音の響きをじっくり確認したい時や、両手を離して純正律の美しさを聴き込みたい時に非常に便利です。
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高機能メトロノーム
テンポの指定 (Tempo Controls)
- 数値指定: BPMの数字をタップするとテンキーが開き、直接テンポを入力できます。
- 微調整: 左右の「−」「+」ボタンをタップ、または長押しすることで連続して滑らかにBPMが増減します。
- タップテンポ: 画面中央の円形部分をリズムに合わせて数回タップするだけで、その間隔からBPMを自動計算して設定します。
拍子とトランスポート (Time Signature)
- 拍子設定: 分子(1〜16拍)と分母(2, 4, 8, 16音符)を自由に組み合わせて、あらゆる拍子を設定できます。
- カウントイン (Count-In): 有効にすると、演奏開始前に指定した拍子分の予備拍を鳴らすことができます。
- 自動停止 (Auto Stop): 指定した小節数(Bars)に達すると、自動的にメトロノームを停止させます。
ミキサーと連符 (Subdivision Mixer)
各音符のボリュームを独立して調整できる強力な6トラックのミキサーを搭載しています。スライダー下のスピーカーアイコンをタップすると瞬時にミュート(消音)できます。
- Accent (アクセント): 小節の頭(1拍目)の音量。
- 4分音符, 8分音符, 16分音符: 標準的なリズム分割です。
- Triplet (3連符): 1拍を3等分するリズムです。
- n-tuplet (任意の連符): 2連符から16連符まで自由に設定でき、さらに「2拍にまたがる連符(例: 2拍3連など)」の設定もサポートしています。
サウンド設定と視覚効果 (Sound & Visual)
- クリック音色: メトロノーム内の設定アイコンをタップすると、各トラックのクリック音を個別に変更できます。選択肢には High, Mid, Low, Tap, Tick, Bell が用意されています。
- 視覚・聴覚の切り替え: クリック音を鳴らす(Audible)か、画面の端を光らせて視覚的にテンポを知らせる(Visible)か、あるいはその両方を同時に有効にするかを選択できます。
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コード判定と表記設定
リアルタイムコード判定
鍵盤を押さえる(または持続機能で保持する)と、アプリが瞬時に音の組み合わせを解析し、「Cmaj7」「Dm9」「Gsus4」などのコード名として判定・表示します。
コード表記のカスタマイズ
アプリ全体のメイン設定(Settings)画面から、コードネームの表示方法を柔軟に変更できます。
- 変化記号 (Accidental): 黒鍵のルート音を表示する際、シャープ(♯)を優先するか、フラット(♭)を優先するかを選択します。
- 主音の言語 (Root Note Language): コードネームの頭文字(ルート)を「英語 (C)」「ドイツ語 (C/H)」「ソルフェージュ (Do)」のどれで表記するかを設定できます。
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MIDI連携とアプリ全体の設定
MIDIキーボード連携
Bluetoothやケーブルを介して外部のMIDIキーボードを接続できます。外部鍵盤を弾くと、自動的にアプリ内の音源が鳴り、純正律の計算やコード判定機能が完璧に連動して動作します。接続中のデバイス一覧は「Settings ▸ MIDI」項目から確認できます。
基準ピッチ (Reference Pitch)
アプリ全体のマスターチューニングを 390 Hz 〜 470 Hz の間で1Hz単位で設定可能です。また、以下の12種類のよく使われる周波数がプリセットとして用意されています。
A=392 Hz
A=415 Hz
A=430 Hz
A=432 Hz
A=438 Hz
A=440 Hz (標準)
A=441 Hz
A=442 Hz
A=443 Hz
A=444 Hz
A=446 Hz
A=466 Hz
外観とテーマカラー (Appearance)
- テーマ (Theme): アプリを強制的にライトモード、またはダークモードにするか、本体のシステム設定に追従させるかを選択します。
- テーマカラー (Accent Color): UIの強調色を10種類のプリセット(Blue, Indigo, Purple, Pink, Red, Orange, Yellow, Green, Teal, Cyan)から選べるほか、カラーピッカーを使って「1600万色」から自由に独自の色を設定できます。カスタム色は履歴として最新4色まで保存されるため、すぐに以前の色へ戻すことができます。
対応言語 (Language)
デフォルトではiOSのシステム言語に自動的に追従しますが、手動で強制的に言語を固定することも可能です。本アプリは34ロケールの表示に対応しています(例:英語、日本語、ドイツ語、韓国語、フランス語、スペイン語、ロシア語、中国語、アラビア語、イタリア語、ポルトガル語、ヒンディー語、トルコ語、インドネシア語、オランダ語、ポーランド語、タイ語、ベトナム語、スウェーデン語、ウクライナ語など)。